NEW コラム 2022.07.04
ガソリンとディーゼルだけではない!?LPGフォークリフトのメリットとデメリット
様々な現場で活躍しているフォークリフトですが、現場に合わせたフォークリフトが使用されているかと思われます。
屋内作業なのか、屋外作業なのか?
使用する場所の周りの住宅環境などはどうなっているのか?
運ぶ荷物の重さや大きさはどのくらいなのか?
フォークリフトを選ぶ際に考慮する点は多く、その中で最適なフォークリフトを選んで頂きたいと思います。
今回はフォークリフトの購入の際に選択肢の一つとして考えてもらいたいLPGフォークリフトをご紹介していきます。
フォークリフトの内燃機関式と蓄電池式の違い
フォークリフトの動力は大きく分けると内燃機関式フォークリフトと蓄電池式フォークリフトの2種類になります。
漢字で書かれるとちょっと分かりにくいのですが、内燃機関式とはガソリンや軽油などで動くフォークリフトで、蓄電池式はバッテリーで動くフォークリフトとなります。
内燃機関式のフォークリフトは、長時間作業が可能で、パワー・スピード共に優れているため作業の効率は非常に高いというメリットがある一方で、小回りが効かない、排気ガスが出るなどのデメリットもあります。
蓄電池式のフォークリフトは排気ガスがでずに低騒音、故障が少ないというメリットがありますが、長時間の作業には不向きで、パワーやスピードも内燃機関式に比べると劣るというデメリットがあります。
これらのメリット・デメリットから内燃機関式のフォークリフトは屋外が適しており、蓄電池式フォークリフトは屋内向きと言われています。
しかし、屋外でも燃料費を安く抑えたい、逆に屋内作業でもう少しパワーがほしいという場合もあると思います。
そこで、内燃機関式と蓄電池式の両方の良いところを集めたのがLPGフォークリフトです。
LPGフォークリフトのメリットばかり?
LPGフォークリフトは内燃機関式フォークリフトの一種で、LPG(液化石油ガス)を燃料としたフォークリフトです。
LPGフォークリフトは、ガソリンと比べると燃料費が節約できると言われており、しかも出力はガソリン車と変わらず、オイルやフィルターなどがガソリン車よりも3倍長く使えると言われています。
また、LPGは純度の高い気体燃料で完全燃焼に限りなく近いため、ガソリン車に比べて排気が少なく、含まれる有害物質がほとんどありません。
現在使用しているガソリン車の燃料装置を取り替えることによって、LPガス使用に変更できるということも知っておいて頂ければと思います。
LPGフォークリフトのまとめ
今回はLPGフォークリフトについて解説していきました。
内燃機関式や蓄電池式に比べて、それぞれの良いところを集めたようなLPGフォークリフト。
フォークリフト購入の際の選択肢の一つにするのも良いと思います。
まずは、フォークリフトを使用する環境についてしっかりと把握し、最も適したフォークリフトを選ぶことが作業効率化の第一歩になります。
フジ自動車では、ベテランスタッフがお客様の環境をお聞きして、最適なフォークリフトをご提案させて頂きます。ぜひ、お気軽にお問い合わせ下さい!