フォークリフトの車両重量はどのくらい？自動車と比較したら驚きの結果！？

NEW コラム 2022.07.20

普段はフォークリフトでの作業に従事されている方でも、フォークリフトの車両重量を聞かれたら即答できる方は少ないのではないでしょうか？

まして、フォークリフトに乗らない方は、車両重量の予測もできないでしょう。

今回は、フォークリフトの車両重量について、自動車の重量との比較をしてみたいと思います。

フォークリフトの車両重量の例　【トヨタ】8FGJ35

フォークリフトの車両重量は、当然のことですがメーカー、種類、最大荷重で変わってきます。

ここでは最大荷重2.5ｔの【トヨタ】8FGJ35を例にしてみようと思います。

ちなみに最大荷重とは、簡単に言えばそのフォークリフトが積載できる最大の重さを指しています。

では、【トヨタ】8FGJ35の車両重量はどのくらいかと言いますと、なんと5660kg！

ピンとこないと思いますので、普通車の平均の車両重量と比較してみます。

もちろん自動車もメーカー、車種によって車両重量はことなってきますが大体の平均値で比較してみることにします。

軽自動車　・・・　700kg前後

普通車　・・・　1500kg前後

ワンボックスカー　・・・　2000kg前後

比べるとフォークリフトが断然重いのが分かります。

大きなワンボックスカーと比べても2倍以上の重量！

車と比べると見た目は一人しか乗れないし、コンパクトなのに見た目以上に重いと感じたのではないでしょうか？

考えてみれば、最大2.5tもの荷物を持ち運ぶわけですから、車体自体が重くなければバランスを崩してしまうのは理解できるのではないでしょうか？

最後に、フォークリフトの車両重量はどこに記載されているのか確認しましょう。

フォークリフトの車両重量は、車体に貼っているコーションプレートで確認できます。

普段、目にしているはずのコーポレーションプレートですが、じっくりと内容を確認する機会は少ないと思います。

今回、車両重量を確認するついでに、他の記載事項を見ておくのも良いかもしれません。

今回はフォークリフトの車両重量はどのくらいなのかテーマを解説しました。

思った以上の車両重量で驚いた方もいるのではないでしょうか？

今回の例は2.5tのガソリンカウンター車でしたが、どのフォークリフトも見た目以上に重いのがわかると思います。

毎年、作業中にフォークリフトが転倒したり、下敷きになったり不幸な事故が起こっています。

フォークリフトの重量を知っておくことで、防げる事故もあります。

フォークリフトの雑学的なテーマだと思わず、今一度フォークリフトの安全確認のきっかけになればと思います。